農夫山泉股份有限公司（「農夫山泉」、銘柄コード：09633.HK）は、2020年9月8日、初回となる国外上場外資株（H株）の公開を完了し、香港証券取引所のメインボードに上場しました。農夫山泉の今回のグローバル販売株数は、388,231,800株（この内、香港販売株数は104,822,600株、グローバル販売株数は283,409,200株、追加割当は含まず。）、1株当たりの額面価格は0.１人民元、発行価格は1株当たり21.5香港ドル、調達資金額は81.49億香港ドルでした。農夫山泉は一部中国国内未上場株を境外上場株に転換し、今回のH株発行と同時に香港証券取引所で上場しました。農夫山泉は、中国証券監督管理委員会による昨年11月のH株「全流通」改革以来、初めてIPOと同時にH株「全流通」の公開に成功した企業となりました。

農夫山泉は、中国におけるボトル飲料水・飲料の大手メーカーであり、消費者に高品質製品の提供に尽力しています。「天然、健康」の生産理念を掲げ、中国10か所に良質の天然水源を確保し、その製品ラインナップは、ボトル飲料水、お茶、機能性飲料、果汁飲料等をカバー。「農夫山泉」、「茶π」、「東方樹葉」、「尖叫」、「農夫果園」等、市場をリードする多くのブランドを打ち出しています。

競天公誠の弁護士チームは発行者の中国法律顧問として、農夫山泉の今回の上場のため、全面的な法務デューデリジェンスの遂行、法務レポートおよび法律意見書の発行、監督管理部門の問合わせへの回答支援、H株「全流通」の処理支援等、全過程に及ぶリーガルサービスを提供し、クライアントから高い評価を獲得しました。

競天公誠は小売業分野において一流の弁護士チームを擁すると共に、当該分野で豊富な経験を蓄積しており、多くの企業の国外証券市場における株式発行、上場の成功を支援してきました。これまで、海底撈（06862.HK）、頤海国際（01579.HK）、1957&Co.（08495.HK）、海天味業（603288.SH）、周黒鴨（01458.HK）、達利集団（03799.HK）、小米集団（01810.HK）、募尚集団（01817.HK）、江南布衣（03306.HK）、新世界百貨（00825.HK）、三夫戸外（002780.SZ）、飛鶴（06186.HK）、新希望乳業（002946.SZ）等の消費財、衣料品、食品および飲食業企業の多くの重大プロジェクトにおいて全面的なリーガルサービスを提供し、業界内で卓越した地位を確立しています。