2019年10月25日、海通華泰-金光上海白玉蘭広場商業は、上海証券取引所において、不動産担保証券(CMBS)の発行に成功しました。発行規模は138億元。これは過去3.5年のCMBS全国総発行量の11.5%、2018年年度CMBS全国総発行量の37.20%を占め、国内発行規模で過去最大のCMBS商品となりました。不動産担保証券の原所有者は、金光紙業(中国)投資有限公司、原資産は上海浦西第一高楼「上海白玉蘭広場」です。
上海白玉蘭広場は、上海北外灘黄浦江沿岸の上海市虹口区東長治路588号に位置するショッピング、オフィス、ホテル機能を統合した都市型大規模複合施設で、敷地面積5.6万㎡、総建築面積42万㎡。2017年8月に「2016年度上海市建築工事白玉蘭賞(市優秀工事)」を受賞、2017年11月に「中国建設工事魯班賞」を受賞しています。
金光中国は、国内最大の総合製紙会社で、インドネシア金光グループ(Sinarmas)傘下の「Asia Pulp & Paper Co., Ltd」の関連会社で、林業・造林管理、製紙用パルプ、紙製品の生産および高付加価値加工に従事。1992年から長江三角州、珠江三角州を投資重点地域とし、金東、寧波中華、寧波アジア、金華盛、金紅葉、海南金海、広西金桂等に巨額投資を行い、世界最先端の大型製紙用パルプ企業を創出、また、同地域に大規模な早生林エリアを開発してきました。
競天公誠は、金光紙業の法律顧問として、法務デューデリジェンス、プラン設計、調整および法律意見書、契約文書の起草等、本プロジェクトの全過程に参与。専門的で高効率、そしてきめ細かいリーガルサービスを提供しました。
資産証券化は今日、世界の資本市場で最も活力ある成熟した融資手段の一つで、中国においても金融改革の深化、実体経済発展のための重要な技術的手段となっています。競天公誠は、資産証券化に関するリーガルサービスを中国で最も早期に提供した法律事務所の一つです。長年に渡る実務経験から、当該分野の監督管理政策に関する見識を高め、業務を最適化し、実践力に富んだ強力な資産証券化チームを形成してきました。競天公誠資産証券化チームは、経験に裏打ちされた独自の知見により、中国の各種管理規則に沿った貸付資産証券化、企業資産証券化、資産担保手形・資産担保特定計画の実現を着実にサポートします。