「International Financial Law Review(IFLR)」が、「IFLR Asia Pacific Awards 2020」を発表。競天公誠は、卓越したサービスレベルとイノベーションにより、「年間最優秀革新的法律事務所-中国債券資本市場法律事務所」(Most Innovative National Firms - Debt firm of the year: China)大賞を受賞しました。
また、「中国銀行マカオ支店SOFR債券(Bank of China Macau Branch SOFR Bond)」プロジェクトの遂行により、「本年度最優秀債務・株式連動債プロジェクト(Deals of the Year:Debt and equity-linked)」を受賞しました。ちなみに、当プロジェクトは、「In-House Community」からも「2019年年間優秀プロジェクト」を授与されています。
「IFLR」は、1982年に創刊した業界先駆けの金融法律誌で、金融機関法務、企業法務、弁護士らを主な読者層とし、米国、英国、アジアに拠点を置く編集チームを通じ、最新の取引スキーム、規制政策の解説、世界的機関や企業法務へのインタビュー等、様々な専門コンテンツを提供しています。 「IFLR Asian Law Awards」は、過去1年、当該地域における最も革新的な実績を残した法務チームと業務プロジェクトを表彰するものです。競天公誠は、中国出資企業による海外債券発行分野で常にトップに位置しています。2019年には50以上の海外債券発行プロジェクトを完了、総融資額は1,600億人民元に上りました。クライアントには、中国鉄建、中国銀行、中国化工公司、四川省鉄投集団、広西交投集団、上港集団、牡丹江城投集団、連雲港港湾集団、中原豫資、遵義道橋集団、中国旅遊集団等の大手国有企業、iQiyi、Pinduoduo等の有名TMT企業、碧桂園、雅居楽集団、中梁ホールディングス、華夏幸福、中国海外発展、大発不動産、徳信不動産、正栄不動産、龍湖不動産等の大手不動産企業が名を連ねています。
「商法」、「中国法律商務」等の専門誌から「2019年度優秀プロジェクト」に選出された、中国銀行によるグレーターベイエリア債券の発行も競天公誠が最近参与したプロジェクトです。この他、中海発展が海外で発行した20億香港ドル(5.5年)、4億5000万ドル(10年)の海外デュアルカレンシー固定金利ハイグレード債券の発行にも参与。この10年米ドル債は、中国の不動産企業の同年における債券最低利率および最低スプレッドを記録しています。また、上港集団が海外で発行した5年および10年米ドル債は、2018年以後の中国国有企業による米ドル債最低収益率となり、中国資本の米ドル債発行において最高応募倍数を記録しました。2015年以来、競天公誠は、2019年の海外発行米ドルハイグレード債発行を含む中国化工集団による数多くの海外債券発行を成功させており、当該発行額は累計100億ドルを超えています。